豊洲・東卸 被災地支援の「夢市楽座」能登加え7月開業

2024年6月26日

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「三陸常磐・能登 夢市楽座」チラシ

 東京・豊洲市場の水産仲卸で組織する東京魚市場卸協同組合(東卸、早山豊理事長)は24日、昨年7月~今年2月に初めて行った東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)の復興支援事業「三陸常磐 夢市楽座」の対象に能登半島地震の被災県である石川県を加えて、7月13日からオープンさせると発表した。新たに名称を「三陸常磐・能登 夢市楽座」とし、復興支援店舗「夢市」は原則、来年2月までの毎月第1・第3土曜日に、常設PRブース「楽座」は来年2月までの休市日を除く毎日、営業する。

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 4県の良質な魚介類などを誰でも買える「夢市」は、三陸常磐のカツオ、ヒラメ、アナゴ、メヒカリ、本マグロや能登産のスルメイ力、アマエビなどを扱う予定。仲卸がプロの目利きで選んだ鮮魚を、買い求めやすく切身や刺身用サクなどにして販売。水産加工品や缶詰などの特産品も取り揃える。豊洲市場を見学目的で訪れた一般来場者も、鮮魚などの買い物ができる唯一のスポットとして復活する。教育機関が夏休み期間中となる7月と8月については1日ずつ増やして営業する。[....]