海づくり大分リレー放流 海辺小と海洋高が稚マコガレイを臼杵湾へ

2024年6月26日

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稚マコガレイを放流する児童ら

 大分・臼杵市の海辺小学校の全校児童63人は14日、市内の的場が浜からマコガレイの稚魚約300尾を臼杵湾に放流した。11月10日に大分県で開催される「第43回全国豊かな海づくり大会」関連行事である、第34回リレー放流として実施。県内で唯一の水産系高校である、大分県立海洋科学高校との交流も行った。

 児童らは約30ミリの稚魚の入ったバケツを持って砂浜へと移動。「カレイの子供が小さくてかわいい」と、姿形を観察したあとに、足首まで漬かる深さまで海に入って静かに放流した。海へと泳ぎ出す姿を見送り、「元気に大きくなってほしい」など、声を掛けた。

 放流終了後は海洋科学高校の「大分お魚さばき隊」が、ブリの解体ショーを行った。「さばき隊」は3年生が引退し、1・2年生だけの新体制で初の校外活動だが、「うまく捌けた」と手応えを感じていた様子だった。解体後のブリは高校生の指導で小学生が切身を作り、先生が照り焼きに調理。皆で試食した。[....]