ノルウェーのネス海洋大臣、豊洲市場を視察 活気や効率流通に感銘 

2024年6月7日

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 来日中のノルウェーのマリアンネ・ネス漁業・海洋政策大臣は6日早朝、東京・豊洲市場を視察した。マグロのセリとノルウェーサーモンの販売風景を確認し、市場関係者たちと交流を深めた。現政権の閣僚が同市場を訪れたのは、昨年12月のストーレ首相に続いて2回目。きょう7日まで日本に滞在し、坂本哲志農林水産大臣との面会や小学校への訪問などを予定している。

 ネス大臣は最初にマグロ卸売場の見学者デッキを訪問。第一水産(株)の田口耕平社長の出迎えと案内のもと、入荷状況やセリの流れについて説明を受けた。セリの定刻を知らせる鐘が鳴ると、大臣は真剣なまなざしで見守りながら「どこに流通するのか」「どのくらいの頻度でセリが行われるのか」などと熱心に質問していた。[....]