北太平洋漁業委員会(NPFC)は22~24日の3日間、札幌市内のホテルで第7回年次会合を開き、サンマの年間総漁獲枠を、2022年までの33万3750トンから25%削減し、25万トンとすることを決めた[....]
極洋は24日、一時休売していたサバ缶詰について、安定供給にめどが立ったことから、5月8日から順次再開すると発表した。再開するサバ缶詰は28品。昨年から続いている記録的な国産サバの不漁や水揚げされるサ[....]
春漁本番を前に石巻魚市場(株)(佐々木茂樹社長)で16日、受け入れ態勢を話し合う全体会議が開かれた。主力魚種のコウナゴ(イカナゴ)が不漁続きで「今年も極めて厳しい」とされる影響か、参加した買受人は例[....]
三菱重工マリタイムシステムズ(株)(岡山・玉野市)で建造が進められていた水産庁の漁業調査船・開洋丸が完成し、13日に同所で引渡式が行われた。増大する資源調査・評価や、不漁要因解明などのニーズに対応す[....]
年明け以降の北部太平洋海域(常磐―犬吠沖)は、マイワシの漁獲が好調に推移している。最大の水揚げ港である銚子漁港は、まき網漁業で1月は1万5650トン、2月は3万6390トンを揚げ、2か月で5万トンを[....]
昨年の11月1日から自民党の若手水産議員(当選1回)は、長谷川淳二議員(写真)を座長に「水産に係る勉強会」を開催し、燃油や配合飼料の高騰などに対応した漁業経営セーフティーネット構築事業、不漁などに備[....]
水産庁は22日、自民党水産部会(滝波宏文部会長)・水産総合調査会(石破茂会長)合同会議で報告し、海洋環境の変化に対応した漁業のあり方を考える検討会を立ち上げることを明らかにした。イカ、サンマ、サケに限[....]
各道県調べによる全国の秋サケ漁は、東北各地も1月末で実質終了した結果、2022年度の全国水揚げは8万4791トンで確定した。三陸が前年に続く大不漁に終わったことで、水揚げの大半が好転した北海道の実績[....]
極洋は3日、同日出荷分からサバ缶の販売を一時休止したと発表した。 国産サバの記録的な不漁が続いているうえ、水揚げされるサバの小型化が進み、品質を維持しながら安定供給を続けることが困難と[....]
日本漁船保険組合の三宅哲夫会長は東京・千代田区内幸町の組合事務所で単独会見に応じ、「漁船の高船齢化、主要魚種の不漁、資源減少に加え、いまだ収束しない新型コロナウイルス禍、ロシアのウクライナ侵攻による[....]
自民党水産部会(滝波宏文部会長)水産総合調査会(石破茂会長)合同会議が24日、東京・永田町の党本部で開かれ、水産庁は前日召集された第211通常国会に、漁港漁場整備法など4法の改正案を提出すると報告し[....]
岩手県の秋サケ漁は、12月末時点で前年の最終実績を何とかクリアした。ただ、この段階で2年続きの大不漁が確定しており、原因究明が急がれるところだ。 「岩手県の秋サケ漁獲情報」本紙参照[....]
漁業者の相互扶助の理念に基づき、自然災害や不漁、魚価安などによる損失を補填し、中小漁業者の再生産と漁業経営のセーフティーネットとして大きな役割を果たしているのが「ぎょさい」(漁業災害補償制度)だ。そ[....]
近年、道東のブリやマイワシの豊漁、スルメイカやサンマの不漁など各地で魚種・漁獲量の変動が起きている。この10年ほどで水揚げ魚種はどう変化したのか、2010年、16年、直近の主要漁港のデータを比較。各[....]
北海道日高管内で獲れる水産物のベストイレブンを決める日高振興局の「HiFA2022?Hidaka?BLUE」の投票結果がこのほど発表された。 HiFAとは「Hidaka Fish Award」の略[....]
東北3県の秋サケ沿岸漁獲量は、岩手が11月下旬に若干持ち直して期待をつないでいるが、11月末時点で宮城県はすでに終盤を迎えて前年と大差なく不漁が確定。青森県は集計待ちとなっている。 「東北3県の秋サ[....]
冬の需要期を迎えたマダラが北海道で大量に漁獲され、首都圏の魚市場などでも安値で取引されている。昨年に続く豊漁で、不漁や円安で多くの水産物が高騰している中、数少ない値下がり品として注目され、スーパーな[....]
北海道漁連は、今シーズンの北海道の秋サケ漁獲量について、11月末の7万8846トンをもって集計を終えた。極度の不漁だった前年を65%上回り、4年ぶりの好漁となった。 「北海道の秋サケ水揚げ日報(11[....]
全国海水養魚協会がこのほど発表した9月1日時点の在池尾数は、ブリが前年同期比23・7%増の3578万尾、カンパチは2・8%減の1418万尾、フグは3・4%増の549万尾だった。ブリは昨年春の記録的な[....]
首都圏の卸売市場に本拠を置く水産卸のうち上場会社5社の2023年3月期第2・四半期決算が出揃った。国産魚では養殖魚の減産や天然魚の不漁、輸入魚では急激に進行した円安ドル高の影響などで急上昇した魚価が[....]
アラスカのサケ・マス漁獲統計は既報(11月14日付)の通り、アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)の最終結果として今シーズンの概要が発表されているが、不漁年のマスならびにチャム(シロザケ)については、最終[....]
気温が下がる頃は、魚がおいしくなる頃。養殖のブリ、カンパチも最大の需要期である年末を前に、脂をため込み、おいしく育っている。今期の出荷分は、昨年春の「歴史的な不漁」といわれた天然モジャコの成魚。人工[....]
昨年一気に冷え込んだタコ市況だったが、今年はタコだけではなく、さまざまな水産物の魚価が上がっている状況もあり、今年の年末商戦を予想する見方はさまざまだ。今年は北海ミズダコが不漁で高値推移、年末商材と[....]
北海道の秋サケ漁1日の水揚げは、前日の休漁明けの分もまとまって779トンとなり、同日までの累計漁獲量は7万5000トンを超えた。すでにピークを過ぎて、一部では切り上げ始めていることで今後の水揚げは日[....]
宮城・女川町の海岸広場で23日、「おながわ秋の収獲祭」(実行委員会主催)と銘打ったイベントが開催された。新型コロナウイルスの影響で過去2年開催できていなかった恒例の「秋刀魚収獲祭」に代わるイベントで[....]
北海道産の天然ブリが小売店の拡販商材として存在感を増している。秋サケ狙いの定置網漁業者にとっては混ざって獲れる?2番手の魚?だったが、ここ数年は漁獲量が高い水準で推移。今年は早くから脂乗りに優れた良[....]
食品スーパーの業界3団体(全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会)がこのほどまとめた2022年「スーパーマーケット年次統計調査報告書」によると、カテ[....]
宮城県石巻市の石巻魚市場で19日、漁業情報サービスセンター(JAFIC)が水産関係者との意見交換会を開いた。サンマやイカ、秋サケなど、秋に盛漁期を迎える多くの魚種に不漁が続く中、まとまった漁獲に期待[....]
生鮮カツオの水揚数量をめぐる主要港の首位争いが終盤までもつれ込む異例の展開となっている。理由は夏場以降の漁獲不振に伴う王者・気仙沼港の伸び悩み。例年なら大量に積み足して秋を待たずに独走状態となるが、[....]
宮城県名取市閖上のゆりあげ港朝市で25日、炭火で焼いたサンマを無料で振る舞う「さんま祭り」が開かれた。不漁の影響で例年よりも1か月遅れの開催となったが、秋の味覚を求める大勢の家族連れで賑わった。[....]