缶詰記者会(水産経済新聞社など加盟13社)は4日、「2017年の缶詰業界十大ニュース」を選定した。1位は「水産原料不漁で高騰、主要缶ビン詰の値上げ相次ぐ」。サンマやホタテ、秋サケなどの不漁が影響して[....]
米国アラスカ・サウスイースタン(SE)のマス漁は来年、偶数年の不漁年に当たっているが、漁獲量は近年の不漁年の平均的な低水準が予想されている。アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、SE地区2018[....]
北海道漁連は、9月から発表していた北海道の秋サケ漁獲日報を、11月30日で終了した。最終漁獲量は5万686トンで、昨年実績と比べて33%もの減少。前半から続いた6割漁が最後まで脱却できず、近年では1[....]
水産庁発表の冷蔵水産物流通統計によると、全国主要冷蔵庫の今年9月末時点の冷凍サンマ在庫は1万3133トンで、前年同月比78%だった。漁期前半の記録的不漁を受けて入庫量は前年の4割に届かず、9月として[....]
今年のサンマは史上まれにみる大不漁。「サンマ棒受網漁船の漁労長になった35年前も10万トンを切る不漁年だったが、それ以降今年のような大不漁年を知らない」と語るのは、厚岸港基地の大型サンマ棒受網船第1[....]
漁業情報サービスセンター(JAFIC)によると、8月1日から10月上旬のサンマの全国主要港水揚量は、昨年同期比4割減の3万トン強となる見込みだ。11?16日の水揚量も昨年から半減し、今後も大きな好転[....]
北海道・標津の秋サケBメスの浜値が16日、ついにキロ2000円に達した。道内秋サケ漁が近年にない不漁で供給見通しがタイトとなる中、原料や仕事確保のための需要がさらに高まった。醤油イクラは空前の1万円[....]
陸奥湾産のホタテ新貝の今期の水揚げは、前年から約3割減産する見通しだ。原貝価格はかつてない高水準についており、今後のベビー製品などの消化に不安を残す事態となっている。JF青森漁連集計による9月末現在[....]
北海道の主要魚種の秋漁が軒並み不漁だ。秋サケ、サンマ、スルメイカとも低調だった昨年をさらに4割方下回る。原料争奪により魚価は高騰し、加工業者や流通関係者からはコスト高や取り扱い減を嘆く声が上がってい[....]
全国有数のサンマ水揚地として知られる宮城県女川町で24日、20回目を迎える「おながわ秋刀魚収獲祭」(女川魚市場買受人協同組合主催)が開催された。家族連れや観光客ら約2万5000人訪れた。目玉は炭火焼[....]
根室の水産、行政、金融など“オール根室”で構成する「ねむろ水産物普及推進協議会(愛称・まるごと根室)」は20日と21日、札幌市の道庁赤れんが庁舎前広場で「根室さんま直送市」を行った。不漁で浜値高の厳し[....]
サンマの不漁が深刻だ。どこに行っても魚群が見つからず、痩せ型中心で組成も悪い。8?9月中旬は過去最低水準だった昨年並みの低調な序盤となった。10月以降の来遊は激減する見通しで、前半の苦戦は非常に厳し[....]
スルメイカ漁が生鮮、冷凍ともに記録的な不漁だった昨年を下回るペースで推移している。漁業情報サービスセンター(JAFIC)によると、全国主要調査港における8月水揚量は2600トン(前年同月比53%減)[....]
サンマ漁は20日に100トン以上の大型棒受網漁船が解禁となり、シーズンが本格化する。来遊資源の悪化が懸念されるが、秋の大型商材だけに近年の不漁からの脱却に期待が寄せられている。この時期、道東で存在感[....]
米国アラスカのサケ・マス漁は、日本の旧盆中も好転せず、どうやら2年前のような豊漁にはほど遠い内容で終盤を迎えそうだ。米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)集計によると、現地12日現在の水揚量は全魚種全[....]
水産研究・教育機構は20日、スルメイカの長期漁況予報を公表した。日本海は昨年並み、太平洋は昨年並み?昨年を下回るとの見通し。昨年は国内生産量が約6万3000トンと、約30年ぶりの大不漁を記録しており[....]
道総研さけます・内水面水産試験場は27日、今年の北海道の秋サケ来遊予測を発表した。昨年の来遊数は2579万4000尾と、平成以降最低となったが、今年は2480万6000尾と昨年をさらに3・8%下回る[....]
漁業情報サービスセンター(JAFIC)によると、5月の生鮮スルメイカ水揚量は1141トン(前年同月比19%減)だった。1?5月の累計水揚量は2371トンとなり、大不漁の昨年同期からさらに半減。201[....]
三陸イサダ(オキアミ)漁が不漁のまま終わりそうだ。4月中旬に入ってからも水揚げの勢いが弱まっている。JFみやぎの集計(概数)によると、13日現在、水揚数量は前年比20%減の1万3169トンと、漁獲枠[....]
札幌市場水産物部の平成28年度(28年4月?29年3月)の取扱高は、数量が7万9027トンとサンマや秋サケ関係品の落ち込みが響き、前年から10・4%減少。金額は6・6%減の935億円と、24年度以来[....]
水産庁が9日発表した「冷蔵水産物流通統計」によると、全国の主要冷蔵庫の平成28年10月末の在庫量は86万9725トンで、前年同月比で6%減少した。前月比では一気に4ポイントの低下。秋サケが7割漁だっ[....]
北海道の秋サケ漁は、どうやら最盛期を過ぎて下り坂となってきたようだ。昨年も20日過ぎから日々の水揚量が急速に低下しており、挽回はかなり難しいと予想される。最終的には7万トン台半ば、多くても8万トンに[....]
オリンピックの年は獲れない??。北海道の浜には、こういうジンクスがある。科学的な根拠はないが高い確率で当てはまる。今年はリオデジャネイロ五輪が開催され日本人選手が活躍した。北海道の秋サケ漁といえば昨[....]
築地卸7社の平成28年9月の取扱高は、数量4万1153トン(前年同月比6・5%減)と、大衆魚の不足で7か月連続減少した。単価はキロ925円(5・6%高)と上昇するも、金額は380億5200万円(1・[....]
アラスカのサケ・マス漁は、8月28日から9月3日までの1週間で加算されたのがマス55万尾、チャム52万尾、ギン39万尾など全体で162万尾にとどまり、全土の累計は1億609万1000尾と前年同期を5[....]
北洋開発協会によると、ロシア極東のサケ・マス漁は8日現在で約26万トンとなった。直近偶数年の2014年の同じ時期に比べ59%増と、良好なペースを維持している。カムチャツカ地方で14年同期比76%増の1[....]
アラスカのサケ・マス漁は、ベニザケが最盛期を過ぎて下火となる一方で、後半にはマスやチャム(シロザケ)の漁獲が焦点となる。今のところ局所的なまとまりにとどまっている。25日現在、ブ湾のベニザケの累計は[....]
アラスカのサケ・マス漁は、ブリストル湾のベニザケ来遊もようやく終息に向かっているほか、不漁年のマスを除いておおむね順調な漁獲を維持している。米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)の集計によると、24日[....]
米国アラスカのサケ・マス漁は、ブリストルの最盛期に当たる7月第3週の10?16日にベニザケ来遊のピークを迎えたとみられる。キングと不漁年のマスが低調な以外はおおむね順調に推移している。米国アラスカ漁[....]
カナダBC州のサケ・マス漁は、南部バークレーから部分的に漁期入りしたもようだが、ベニザケの不漁年に当たる今年は、主力となるフレーザー河系群のオープン(操業)が見送られる可能性が濃厚のよう。カナダBC[....]