秋に盛漁期を迎える主要魚種の来遊見通しは、全体的に低調となっている。マサバは小型主体で来遊が遅れ、サンマは資源量が非常に少なく不漁の兆し。スルメイカも4年連続の不漁が濃厚で、カツオも昨年を下回る来遊[....]
北洋開発協会(北海道機船連内)によると、韓国海洋水産部はスルメイカの2019年漁期(19年7月?20年6月)の漁獲可能量(TAC)を、前年比13%減の9万7103トンに設定すると発表した。この中には西[....]
秋の味覚を代表するサンマの新物が例年より2か月近く早い5月下旬にも店頭にお目見えしそうだ。 漁獲回復に向け水産庁は8?12月としてきた大型サンマ漁船の操業期間を見直し、今年から一年を通して漁ができる[....]
オホーツク沿岸で3月から始まった毛ガニかご漁は、南部で記録的不漁に見舞われている。浜相場は高騰し、平均単価は空前のキロ6000円台を記録、産地関係者からは「異常な高値」との声が上がり、製品販売の先行[....]
昨シーズン過去最多の67万トンを記録したロシア極東のサケ・マス漁は、今年はマスの不漁年に当たることで、全体では昨年の3分の2程度まで減少しそうだ。ただ、マス以外の魚種は前年並みが予想されており、マス[....]
道機船連によると、韓国の昨年の近海スルメイカの漁獲量は過去32年間で最低の4万3109トン(前年比50%減)にとどまった。日本同様、韓国でもスルメイカ漁が低迷する実態がうかがえる。冬の日本海と夏の黄[....]
昨年の国内のスルメイカ水揚げは、終盤も大きな挽回がみられず、JF全漁連が統計を開始した1984年以降で史上最低となった前年実績(生鮮、冷凍合計約5万4000トン)を下回るのが確実な情勢となった。極度[....]
駿河湾サクラエビの不漁を受けて、静岡県経済産業部水産業局水産振興課は、金融機関と連携して漁業者や水産加工業者に対し、水産制度金融の漁業近代化資金で特例措置を設ける支援策を決定。相談窓口を水産振興課や[....]
船凍スルメイカの相場が上昇している。日本海漁場での中型イカ釣り漁船の不漁により、供給量が極端に少ないためで、八戸の直近の入札相場は1か月前に比べ、約1割強含んでいる。原料価格の上昇に対応、産地加工業[....]
北海道がまとめた秋サケ漁獲速報によると、全道の漁獲尾数は11月30日現在で前年同期比33%増の2087万尾となった。道南や胆振の一部を除き、すでに多くの地区で漁期が終了。累計漁獲尾数は昨年を上回った[....]
アラスカのマス漁のうち、主力漁場で冷凍卵や筋子の生産を左右するサウスイースタン(SE)地区2019年シーズンの漁獲見通しが、豊漁年に当たる年にもかかわらず、推定1800万尾と異例の低い水準に落ち込む[....]
生鮮スルメイカの不漁が深刻だ。漁業情報サービスセンター(JAFIC)によると、全国主要調査港における8月の水揚量は1990トン(前年同月比52%減)と半減し、1?8月の累計水揚量は9707トン(31[....]
北海道に今年もサンマシーズンがやってきた。今期は序盤から漁模様、魚体組成とも良好な状況でスタート。今後のさらなる水揚げ活性化と、昨期の記録的不漁からの?復活?が期待される展開となっている。一方、釧路[....]
アラスカのサケ・マス漁は、この1週間も全体的に低調に推移した。米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、25日までの全魚種全体の漁獲量は1億465万尾となり、例年より大幅遅れで節目の1億尾を突破[....]
秋に盛漁期を迎える主要魚種の来遊は、スルメイカを除く4魚種で好転が見込まれ、昨年の軒並み大不漁から脱出できそうだ。秋サケは2年連続の歴史的不漁から脱し、回復傾向へ。サンマは昨年の凶漁から資源が戻り、[....]
生鮮スルメイカが昨年以上の不漁に見舞われている。漁業情報サービスセンター(JAFIC)によると、全国主要調査港における7月の水揚量は2707トン(前年同月比37%減)で、1?7月の累計は7344トン[....]
水産研究・教育機構は20日、スルメイカの長期漁況予報を発表した。日本海、太平洋ともに前年を下回る来遊予測で、記録的不漁に見舞われた一昨年と昨年以上に厳しい漁模様となりそうだ。日本海全体の来遊量(8?[....]
米国アラスカの半漁ペースに対して、もう一つのベニの大型供給地であるロシア極東・東カムチャツカのベニも、前年同期を大幅に下回ってのスタートとなっている。関係者によると、6月17日現在の漁獲量は3855[....]
アラスカ・カッパーリバー(CR)のサケ・マス漁は、現地21日に操業した2回目も不漁を伝えている。米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、2回目の漁獲量はキング1440尾、ベニ3870尾で、ベニ[....]
函館市は今年度、記録的なスルメイカの不漁で深刻な影響を受けている水産加工業に対する支援策として、スルメイカ以外の原材料を使用した新商品の開発、製造機械などの導入・改修を支援する補助事業を創設した。原[....]
宮城県沿岸のイサダ(オキアミ)漁が2年連続の不漁に終わった。主因は漁場を覆い尽くした暖水塊。イサダが分布する冷水帯の南下を阻み、出漁しても「ほとんどいない。空振りばかり」の状況が続いた。漁獲量は「最[....]
漁済連(西田晴征会長)は26日、2017年度の「ぎょさい」「積立ぷらす」の支払実績をまとめた。それによると、合計は411億円に上り、前年度実績の302億円に比べ36%、109億円も増えた。主要漁業で[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)は先週末、今夏2018年のサケ・マス漁獲予想を全体で1億4890万尾と発表した。ベニザケはブリストル湾を中心に前年並みの豊漁が期待されるものの、マスの不漁年に当た[....]
近海竿釣り船による生鮮カツオ漁が順調。漁業情報サービスセンター(JAFIC)によると、1月?3月15日の房州勝浦港の水揚量は1735?(前年同期比63%増)。「3?4歳魚の6?12キロの特々大サイズ[....]
秋田県の今期の季節ハタハタ漁が歴史不漁だった。昨年12月から先月15日の漁獲量(確定値)は240・4トン(前年394・7トン)で、430トンに設定した漁獲枠の6割にも満たなかった。漁獲枠導入以降最低[....]
近く解禁を迎える三陸イサダ(オキアミ)漁への期待が高まっている。2年続きの大不漁で製品在庫が極度に逼(ひっ)迫。加工業者は「問い合わせが殺到している」と買い気をみなぎらせてスタートを待っており、浜高[....]
北海道漁連のまとめによると、昨年の道内の釣りや定置、沖底などを含めたスルメイカ水揚げは、生鮮、冷凍合わせて前年比9%減の2万187トンと、近年最低に沈んだ。平均単価は6%安のキロ558円。高水準に変[....]
日本鰻輸入組合(森山喬司理事長)は23日、都内で恒例の「2018年 新春鰻情報交換会」(5面に関連記事)を開き、業界を襲うウナギ稚魚の大不漁への対応で情報交換した。「いずれ国産に戻る。」といった慎重[....]
新年特集・静岡の水産では、新たな水産物流通体制の構築など県経済産業部水産業局が推進する施策・支援や、水産業を支える水産金融機能の発揮を図る県信漁連の動きを紹介するとともに、増元英人県水産技術研究所長[....]
北洋開発協会(北海道機船連内)によると、ロシア・サハリン州のサケ・マス漁は不漁のうちに11月30日で終漁した。総漁獲量は前年比56%減の4万9600トン。直近奇数年の2015年と比較しても49%と半[....]