宮城県のコウナゴ漁が解禁され、4日の初操業で3年ぶりにまとまった漁獲を記録した。全国の主要産地と同様、ここ数年は極度の不漁に見舞われ、2年前から漁獲はほぼ皆無だった。事前調査では「今年も絶望的」とさ[....]
まき網サバの主要水揚げ港の銚子では、3月に入り1000?2000トン台の搬入が続いている。しかし、サイズは200グラム前後の小型で、好転とは言い難い。今漁期に同港で水揚量が5000トンを突破した日は[....]
ロシアの今年の極東・サケ・マス漁の暫定漁獲予想(漁獲勧告)の魚種別内訳が判明した。既報の通り、総合計は豊漁となった昨年実績(53万9000トン)の半分以下の26万4000トンだが、北洋開発協会(北海道[....]
岩手県では県の魚・秋サケを筆頭に、地域を潤してきたさまざまな魚種の不漁が続いている。昨年は長引く新型コロナウイルス禍の影響に加え、秋サケの水揚げがほとんどない異常な状況となり、先行きの不透明さは増す[....]
宮城県さけます増殖協会の会長を務める渥美巖東松島市長は16日、仙台市青葉区の県庁舎を訪れ、村井嘉浩知事に未曽有の秋サケ不漁で厳しい状況に置かれている内水面ふ化団体の経営支援を要望した。[....]
胆振?釧路管内のシシャモこぎ網漁は昨年をさらに大きく下回る記録的な不漁に陥っている。道水産林務部のまとめによると、11月10日現在の漁獲量は合計124トンと前年同期の5割にとどまっている。[....]
各道県の漁獲集計によると、全国10月末の秋サケ漁は前年同期をやや上回った。しかし、主力の北海道は序盤に好調だった増加率を急速に落とし、水揚げが始まった三陸方面は極めてスローな展開でスタートした。 「[....]
網走海区漁業調整委員会は8月31日時点のカラフトマス漁獲状況をまとめた。 漁獲尾数は36万8000尾台、重量では約498トンといずれも前年同期の12%という極端な不漁に陥っている。前々年と比較して[....]
道総研さけます・内水面水産試験場が発表した今年の秋サケ来遊予測数は1677万2000尾。平成以降3番目に少なかった昨年実績をさらに8%下回るもので、重量では3年連続で5万トンを割り込む大不漁が予想さ[....]
自民党水産部会(舞立昇治部会長)・水産総合調査会(浜田靖一会長)合同会議が29日、東京・永田町の党本部で開かれ、水産庁が2022年度水産関係予算概算要求の基本的考え方を説明し、再生可能エネルギー施設[....]
岩手県水産技術総合センターは26日、2021年度の県内の秋サケ回帰資源を尾数で62万尾(昨年度実績59万尾)、重量で1970トン(1734トン)程度とする予想を発表した。記録的な大不漁だった昨年並みの[....]
大日本水産会の白須敏朗会長ら水産関係団体の代表らは20日、東京・霞が関の水産庁を訪れ、神谷崇長官に新型コロナウイルス、脱炭素化、不漁問題などを踏まえた2022年度水産関係予算重点要望書を手渡した。[....]
北海道の1市4町で構成する根室地方総合開発期成会の石垣雅敏会長(根室市長)らは8日、水産庁を訪れ、藤田仁司資源管理部長らに同地方の水産業振興対策と生産基盤整備の促進を要請した。秋サケ不漁原因解明を含[....]
今年の日本200カイリ水域内サケ・マス流し網漁業(4月1日?7月7日)の操業実績は過去最低となった昨年を上回ったものの、漁獲割当量(2050トン)の3割程度しか消化できず、4年連続の大不漁で終了した[....]
サンマ流し網漁が8日、解禁となったが、道東から出漁した漁船はゼロだった。シケ模様だったが、産地関係者はシケが原因ではなく、近年の不漁続きで漁獲成果が見込めないことが要因との見解を示している。[....]
水産庁は6月30日、東京・霞が関で水産政策審議会企画部会をオンラインシステムも併用して開催した。適切な資源管理の着実な実行について議題とし、事務局側から水産庁が現状取り組んでいる資源管理の状況につい[....]
水産庁は4月から6月にかけて、サンマ、スルメイカ、サケで発生している近年の記録的な不漁の要因分析を行い、仮にこれが長期的に継続した場合の施策のあり方を検討する「不漁問題に関する検討会」を開催した。4[....]
JF三重漁連は4日、松阪市ののり流通センターでヒジキの第3回入札会(最終)を開いた。数量は64トンで、今期2回の入札会の合計45トンを上回る出品だ。天候の都合で遅れていた製品が出荷されたうえ、前回の[....]
水産庁は4日、第4回不漁問題検討会を開催し、中長期的なリスクに対して漁業を持続するための今後の施策の方向性について取りまとめた。非公開の検討会終了後に、水産庁の山口英彰長官と宮原正典座長(前水産研究[....]
モジャコ(ブリ稚魚)漁が今年は大不漁に陥っている。例年3月下旬から始まり、5月には終漁するが、5月9日時点で全国のモジャコ採捕計画をもつ14県における漁獲実績は計画の15・1%にしか届いていない。モ[....]
水産庁は20日、東京・永田町の自民党本部で開かれた水産部会(舞立昇治部会長)・水産総合調査会(浜田靖一会長)合同会議で、不漁問題に関する検討会で示した対応の骨子案を明らかにした。地球温暖化に伴う環境[....]
水産庁は23日、東京・霞が関の農林水産省で第2回となる不漁問題に関する検討会を非公開で開催し、押切光弘企画課長らが終了後に概要を説明した。サンマ、スルメイカ、サケなどの不漁の概況について説明したうえ[....]
水産庁は第1回不漁問題に関する検討会を8日、東京・千代田区の三番町共用会議所で非公開で開催し、スルメイカ、サンマ、サケの漁業団体から近年の漁模様などについてヒアリングをした。押切光弘企画課長と廣野淳[....]
水産庁は24日、同日開かれた自民党水産部会(舞立昇治部会長)、水産総合調査会(浜田靖一会長)合同会議で、「不漁問題に対する検討会」を4月にも立ち上げる考えを明らかにした。水産庁長官の私的検討会と位置[....]
日本の水産物輸出は、近海の予想外の不漁に伴う大衆魚の魚価高などを背景に、このところ足踏み状態が続いている。 2020年の輸出実績は最終的に、数量が前年比0・8%減のおよそ63万トンと前年並みを[....]
JF全漁連は9日、2020年の国内のイカ水揚げ状況を発表した。スルメイカは生鮮、冷凍合わせて3万7085トンと前年を13%上回ったものの、全漁連による1984年の統計以降では前年(2019年)に次ぐ[....]
秋田県の沿岸で行われるハタハタ漁が大不振となっている。漁期は最終盤に差し掛かっているが、昨年末までの水揚数量は約160トンで、前年同期の約3割にとどまっている。県の研究機関は、原因を資源量の少なさ、[....]
10月の輸出実績は5万3979トン、216億6600万円で、前年同月に比べて数量は22・5%増と大きく回復し、金額はわずか0・4%ながら増加した。金額の増加は2019年7月以来で、実に15か月ぶりと[....]
水産研究・教育機構は23日、サンマの分布量に関する追加調査結果を発表した。新型コロナウイルスの影響で今夏(6?7月)に調査できていなかった海域のサンマの来遊状況を把握するために行った調査。公海上では[....]
北海道さんま漁業協会(道さんま)の八木田和浩会長は9月25日、道水産林務部と道内漁協系統団体に対し、全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま、八木田和浩組合長)が近く国に要請予定のサンマ漁業の壊滅的な[....]