第7回養殖業成長産業化推進協議会が7日、オンライン形式で開かれ、ホタテ、ブリ、マダイの行動計画案が示された。昨シーズンのモジャコ(稚魚)漁が歴史的な不漁に陥ったことなどを受けて開かれた人工種苗増産の[....]
三陸沿岸のイサダ(オキアミ)漁が順調な滑り出しをみせている。岩手県は先月21日、宮城県は今月1日に解禁されたばかりだが、どちらも「群れが濃く、出漁すれば相当量獲れる」状況で、主要港・女川にも3日までに[....]
モジャコ(ブリ稚魚)漁が鹿児島県や宮崎県、長崎県などで、昨年よりも1か月近く早い3月1日から解禁する見通しだ。昨年は最も早い解禁となった高知県が3月23日から出漁したが、漁期が始まった時にはすでにモ[....]
岩手県の秋サケ漁は、すでに年内で大勢を決して記録的な不漁が確定しているが、年明け1月中旬10日間の沿岸漁獲量もわずか1354尾、重量換算5・6トンにとどまり、前年同期の半分以下となった。 「岩手県の[....]
全国12月末の秋サケ漁獲量は、北海道で微増となった分を本州の極端な不漁が打ち消し、生産額以外ほぼ前年並みとなった。年間およそ1700万尾、重量換算5万トン台の不漁が、これで3年連続となった。[....]
漁業者の相互扶助の理念に基づき、自然災害や不漁による損失を補填し、漁業経営のセーフティーネットとして大きな役割を果たしているのが「ぎょさい」(漁業災害補償制度)だ。[....]
大日本水産会の白須敏朗会長は5日、年頭会見を開き、新型コロナウイルスや不漁問題などの課題がある中、経営支援、消費拡大、輸出振興、魚食普及などに取り組んでいく姿勢を改めて明らかにした。[....]
JF全漁連の岸宏会長は5日、東京・港区の赤坂インターシティAIRで年頭会見を行い「主要魚種の不漁などに加え、新型コロナウイルス禍で大変厳しい環境にあるが、これまでも幾多の困難に対し先人たちの努力で乗[....]
改正漁業法が施行されてから1年余りが経過し、2022年からは新たな水産基本計画と漁港漁場整備長期計画もスタートする。新型コロナウイルス禍に海洋環境変化が背景とみられる主要魚種の不漁も加わり、生産から[....]
全世界のあらゆる海に分布するイカだが、日本人と特に関係が深いスルメイカは不漁により供給が不足し、消費が減少している。ただ、イカとの距離が生じてしまえば、再び資源が回復した時に恩恵を享受しきれない恐れ[....]
全世界のあらゆる海に分布するイカだが、日本人と特に関係が深いスルメイカは不漁により供給が不足し、消費が減少している。ただ、イカとの距離が生じてしまえば、再び資源が回復した時に恩恵を享受しきれない恐れ[....]
三陸では岩手県に続いて水揚量が多い宮城県の秋サケ漁だが、岩手と同様に今年は極端な不漁に陥っており、12月上旬までの累計漁獲量はわずか2万6623尾、重量換算で77・5トンにとどまっている。 「宮城県[....]
1万トン以上の輸入が予想されている冷凍サケ・マス卵の10月輸入は米国とロシアを合わせて4160トンとまとまり、5月以降の新物シーズンで7475トンとなった。 マス不漁年の前年同期(約4500トン)[....]
既報の通り、本州の秋サケ漁は近年異例の大不漁が続いているが、例年だと三陸沿岸で最も漁獲量がまとまるはずの岩手県では、水揚げらしい水揚げがないまますでに盛漁期を過ぎた。過去10年間の水揚げ推移をみると[....]
岩手県の秋サケ漁は12月上旬になっても回復せず、上旬10日間の沿岸漁獲量はわずか8130尾、重量換算24トンにとどまった。前年同期の91・5%減と1割にも満たず、この結果、同日までの累計漁獲量は17[....]
Q1. ハンドボールと出世魚である○○を融合したゆるスポーツ「ハンぎょボール」が○○の街、氷見市でブームとなっています。得点をすると脇に抱えた○○のぬいぐるみが出世して、だんだん大きくなっていくことで[....]
国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が英国・グラスゴーで10月31日から始まり、11月13日に閉会した。気候変動は海洋にも大きな影響を及ぼしている。サンマやスルメイカやサケなどの不[....]
自民党の水産部会(長峯誠部会長)・水産総合調査会(浜田靖一会長)合同会議は24日、水産庁が提示した総額1272億円の2021年度水産関係補正予算案を了承した。漁獲変動による収入安定対策に向けた「積立[....]
秋サケの不漁や輸入物の減少で鮭卵不足が続く中、国内で醤油イクラや味付け筋子加工に用いられる冷凍卵の輸入が始まった。ただ、コロナ禍でのコンテナ手配が遅延しており、通関手続きが大幅に遅れている。買付数量[....]
近年、不漁が続く東北方面の秋サケ漁だが、今年も今のところ前年に輪をかけて低調で、11月に入っても上向く兆しがうかがえない。 「東北3県の秋サケ旬別沿岸漁獲推移」本紙参照[....]
宮城県の石巻魚市場でマダコ相場が高騰している。春先までは落ち着いていたが、休漁明けの9月に急騰。関係者を「未曽有」と驚かすキロ1000円台後半の超高値が続き、先月の平均は前年比2・4倍となる1687[....]
水産業界でも独特な動きをしてきたウナギ養殖業は近年、一時のシラスウナギ不漁と相場高騰をきっかけに資源管理に対する世間の目が厳しくなり、対応のため急速に制度化が進められている。[....]
北海道南部の函館地区には伝統と技術力のある多くの水産加工メーカーがひしめいている。近年は主力原料としてきた国産スルメイカの不漁が続き、厳しい原料事情を強いられているが、多くの業者は不屈の精神で新たな[....]
北海道定置漁業協会(中村憲二会長)は21日、道に対し、秋サケ不漁対策と、道東を中心とした太平洋沿岸で発生している赤潮被害対策について要請した。 要請には中村会長、森祐、八木忠宏、馬場浩一の3副会長[....]
千葉県の主要漁港における2021年春季のカツオ漁は、ひき縄漁は全体的に水揚量は低水準だったが不漁が続いた直近3か年を上回った。竿釣り漁は前年よりよかったが例年よりは少なく、上向きはみられなかった。千[....]
2年ぶりの豊漁年となったアラスカのマスは今シーズン、二大漁場のサウスイースタン(SE)とプリンスウィリアム湾(PWS)がともに本来のスケールを回復し、近年では4番目に多い1億5000万尾台に乗せて終[....]
漁済連(宮原淳一会長)は、2021年度上半期の「ぎょさい」「積立ぷらす」の支払い状況をまとめた。それによると、支払共済金で223億円、払戻金(積立ぷらすの漁業者積立額と国庫分の合計額)で580億円の[....]
天然ブリの漁獲が北海道で好調だ。冬が旬のイメージが強い魚だが、近年はひと足早い秋に道内の漁港での水揚げが増加。首都圏にも出回っており、不漁が続くサンマや秋サケなどに代わる新たな「秋の主役」になりつつ[....]
岩手県は1日、県内3か所のサーモン養殖「区画漁業権」をJF久慈市漁協、JF宮古漁協、JF新おおつち漁協に免許した。秋サケをはじめとする主要魚種の不漁が続く中で、既存漁業に代わる岩手の新たな魚類養殖の[....]
10月から始まる今漁期の遠州灘海域を主漁場とする静岡県海域のはえ縄によるトラフグ漁況について、県水産・海洋技術研究所は1歳魚の資源が非常に低く、2歳魚以上の大型魚を主体に8・5トン(推定、前年比13[....]