アラスカのマスは、9月に入ってサウスイースタン(SE)42万尾、プリンスウィリアム湾(PWS)16万尾など全体で61万尾の追加にとどまりほぼ終漁した。コディアックとその他に含むロアークックが予想外に[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)の集計によると、9月3日現在のサケ・マス漁獲実績は1億5263万尾で、前年同期比29・2%の減少。不漁年ながらもマスも終漁色を強めており、残すは終盤のギンやチャム[....]
ロシア極東8月25日現在のサケ・マス漁獲量は別表の通りで、不漁年のマスは前年同期の3分の1ほどに落ち込み、ベニは2割ほど増加した。マス不漁年で全体では4割強にとどまっており、2年前の同期と比較しても[....]
自民党水産部会・水産総合調査会合同会議が23日、自民党本部で開かれ、水産庁が示した2023年度水産関係予算概算要求案、税制改正要望案、水産庁組織・定員要求案などを原案通り承認した。来年度予算要求額の[....]
ロシア極東のサケ・マス漁は中盤以降やや伸び悩み、西カムチャツカのベニが止まったほか、不漁年のマスも2年前の同期を下回っている。マスが豊漁だった前年同期比では、全魚種合わせた漁獲量は4割強にとどまって[....]
アラスカのサケ・マス漁は、前半のベニが終わって中盤以降マスやチャム(シロザケ)の漁獲が上向いているが、マスは豊漁年の昨シーズンを下回っているのは当然としても、2年前の不漁年を大きく上回っており、チャ[....]
刺身・寿司は水産界で最強のファストフードとして、魚調理離れが進んだ現代でも人気を集めてきた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う買い物頻度の低下や不漁・買い負けの深刻化による仕入れ値の高騰で、従[....]
秋に盛漁期を迎える主要6魚種の来遊見通しが出揃った。年々深刻化している不漁・魚体の小型偏重を一変させるような明るい材料には乏しかったものの、マサバで盛漁期の前倒しが期待されているほか、低水準ながら秋[....]
アラスカのサケ・マス漁は、8月を境に漁獲の主力がベニザケからマスに切り替わったものの、マスは不漁年でまとまりを欠き、後半は全体的に伸び悩み傾向を強めている。ベニこそ新記録となったブリストル湾を中心に[....]
静岡県漁連の薮田国之会長(南駿河湾漁協組合長=写真)に7月下旬、最近の漁業情勢や取り組みなどについて聞いた。 ◇主要魚種の不漁などが続いていますが、県下の漁業情勢について現状はいかがですか。 ◆[....]
3面を海に囲まれ、豊かな水産資源に恵まれてきた水産先進県・青森。しかし近年、主力魚種のイカをはじめサケなどの主要魚種の不漁が漁業者の経営を苦しめている。加えて長引く新型コロナウイルスの影響で、生産だ[....]
ベニの漁獲はロシア極東カムチャツカ方面でも順調だ。25日までの漁獲状況では、東カムは1万4138トン、西カムは8722トンで、合計2万2859トンと2万トンを超えた。前年同期の2・3倍で、過去2年続[....]
アラスカのサケ・マス漁は、ブリストル湾のベニザケが5800万尾台に乗せて最終盤を迎えたのに対し、代わって不漁年ながらカラフトマスがまとまりだした。米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、現地2[....]
昨今の海洋環境の変化は著しく、これまで食卓に当たり前に並んできたような水産物でも、不漁に悩まされている。資源減少による魚価の高騰も顕著で、一部ではその魚を食べる文化そのものの存亡も危ぶまれる事態とな[....]
昨今の海洋環境の変化は著しく、これまで食卓に当たり前に並んできたような水産物でも、不漁に悩まされている。資源減少による魚価の高騰も顕著で、一部ではその魚を食べる文化そのものの存亡も危ぶまれる事態とな[....]
全国でサーモン養殖に取り組む動きが広がる中、新興勢力の岩手県がじわりと存在感を高めている。シーズン最終盤に行った本紙調査によると、先週15日現在の累計出荷量は830トン。今月末の終了時には前年比2・[....]
ロシア極東のサケ・マス漁は、当初の不安をよそに例年通り順調な水揚げを伝えており、7月10日現在の漁獲量は全体で3万4000トンに達している。前半主力のカムチャツカ方面のベニザケが好転し、不漁年のマス[....]
記録的な不漁となった稚魚(モジャコ)の影響を受けて、養殖ブリの価格が高騰している。夏場は出荷業者が限られるため例年相場が上がるが、東京・豊洲市場の卸価格でキロ1500円目前にまで上昇しており、「30[....]
原材料事情は漁獲量の減少や小型化により、苦境に立たされている。国内は歴史的な不漁が続くサンマを筆頭に、主要な原料であるサバやイワシなどが不調で全般的に魚価高傾向。海外原料においても円安や輸送コスト高[....]
北海道さけ・ます増殖事業協会(亀田元教会長)は5月30、31日の両日、2023年度国費予算に向けて、自民党さけ・ます増殖議連と道選出国会議員に対し、秋サケの6年連続の不漁で非常に厳しい事業運営を強い[....]
海水温が低いなどの影響でクロマグロの不漁が続いていた佐渡島で、5月30日に今シーズン初めてとなる、まとまった量が水揚げされ、漁業関係者の活気と熱気に包まれた。 漁は例年、一本釣りを行う個人漁師など[....]
海上保安庁と気象庁は25日、黒潮大蛇行の継続期間が今年4月で4年9か月になり、確かな記録が残る1965年以降で最長になったと発表した。この間に、黒潮の流路や水温の変化が原因だと示唆される漁業影響の報[....]
国が掲げる輸出戦略における重点品目として指定されている養殖ブリの稚魚(モジャコ)漁が、今期は平年並みに戻った。昨期は歴史的な不漁で、成魚(養殖ブリ)の相場は今期も高騰が続いている。各県で今期は解禁日[....]
北海道大学水産科学研究院と北海道漁連はこのほど、北海道水産業が抱える課題解決に向けて?水産科学技術の発展?水産資源の活用?地域・産業振興?教育人材育成―などに関する分野で連携協力する協定を締結した。1[....]
全国的に極度の不漁が続く中、3年ぶりの漁獲復活で注目を集めた宮城県沿岸のコウナゴ漁が今週末の操業期限を待たずに打ち切りとなった。序盤にまとまる兆しをみせたが、長くは続かず尻すぼみに。累計35トンに達[....]
気候変動は各方面で深刻な影響を及ぼすようになり、水産業界でもさまざまな魚種で不漁が報告されるなど、多大な被害を受けるようになりました。地球温暖化については、その進行を疑う方はもういないでしょう。国連[....]
岩手県と宮城県の沿岸で行われる春の風物詩「三陸イサダ(オキアミ)漁」が終わった。後半に失速したものの、記録的な不漁に見舞われた昨年から大きく挽回。総漁獲量を2・4倍の1万831トンに伸ばし、1万トン[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)は20日、5月からスタートする新物のサケ・マス漁獲予想を全体で1億6055万尾と予想し、発表した。マスの不漁年で前年実績を下回るものの、ブリストル湾のベニは空前の[....]
東日本大震災から11年を迎えたことに伴い達増拓也岩手県知事は16日、都内で開かれた日本記者クラブ主催の会見に臨んだ。主要魚種の不漁対策の一環で、ウニの二期作や岩手生まれのアサリ養殖といった「新たな漁[....]
JF全漁連は8日、国内のイカ類の需給動向(イカ需給表)を発表した。国産スルメイカの不漁が響き、総供給量は前年比5%減の17万9180トンと前年に続き統計のある1984年以降の最低を記録。価格高の影響[....]