米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)の集計によると、現地23日までのサケ・マス漁のうち、前半主力のベニザケは当初計画の9割に近づき、これから来遊が本格化するマスは例年より大幅に遅れている。全体的に地[....]
日本でもイカ加工原料として重宝されているペルーのアメリカオオアカイカ(アメアカ)の漁獲が、今期ここまで低迷している。円安もあって内販相場は高騰しており、国内加工関係者からは不安の声が上がっている。[....]
函館沖の沿岸スルメイカ釣り漁が解禁し、5日に函館魚市場で初水揚げが行われた。数量は8隻分、0・2トンとわずかで、価格はイケスイカの高値が前年の2倍以上となるなど高騰した。[....]
オイシックス・ラ・大地(株)は、アップサイクル商品を開発、販売するフードロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix」のうち、寄付金付き「産地を応援!カラっと香ばし 白海老チップス」(しお、[....]
秋田県産のハタハタが不漁だ。県水産振興センターがこのほど公表したハタハタの漁獲状況に関する報告で、産卵のため接岸する9月~翌1月に行われる「季節ハタハタ漁」の今季の実績が前年比38%減の109トンに[....]
財務省がこのほど公表した1月のブリ類の輸出量は前年同月比19・5%増の2742トン、金額ではほぼ同額の29億3104万円だった。大きく増えたのは韓国向けの活。秋から冬の鍋料理で食べられるという韓国で[....]
国際魚粉・魚油機構(IFFO)の推計によると、2023年の主要原産国による魚粉生産量はおよそ173万トンで、前年同期と比較して23%減少した。[....]
東北の秋サケ漁は、今年は南にいくほど来遊不振が著しいが、中でも宮城県では今季の水揚げはほとんどないものに等しく、県の11月末までの集計では、沿岸漁獲量はわずか13トンと前年同期の85%減にとどまって[....]
カナダ漁業海洋省(DFO)が集計しているBC州の今年のサケ・マス漁獲量は、トータルで前年並みに終わりそうだ。 「カナダBC州のサケ・マス漁獲推移」本紙参照[....]
既報の通り、東北方面の秋サケ漁は壊滅的な減産を余儀なくされているが、中でも本来なら北海道に次ぐまとまりをみせるはずの岩手県も、過去に例のない不漁に追い込まれている。 「北海道の秋サケ水揚げ日報(11[....]
東北3県の秋サケ漁は依然低調で、10月末までの水揚量は近年最低どころか壊滅的な状況に陥っている。各県の発表によると、10月末の3県合計の漁獲量はわずか46トンで、近年の中でも最も少なかった前年同期の[....]
国産のイカ供給が低迷する中、原料としての依存度が高まる海外イカの情勢はどうか。 南米のアメリカオオアカイカについては、主要生産国のペルーでの漁獲が順調に積み上がり、商社関係者によると8月末までに漁[....]
静岡県海域(駿河湾、遠州灘)のシラス漁は3月21日の漁解禁後、低調な漁況が続き、県内主要6港の水揚量は8月末までで2002トン(前年同期比約29%減)と前年に続く不漁となっている。全国的に数量がまと[....]
北海道のスルメイカ漁が顕著な不漁で推移しており、消費地の流通関係者から、基幹鮮魚を扱えない苦境を訴える声が聞かれている。[....]
北海道東部地区ではこの先、サンマやマイワシ、サバなど青魚のシーズン本番を迎える。近年顕著な不漁が続くサンマは、減少に歯止めがかかって巻き返しに転じるか、まき網主体に漁獲されるマイワシは近年の小型傾向[....]
滋賀県は、今期の琵琶湖産稚アユについて、「魚群が少ない状況で、一部漁法や場所により比較的好漁のところもあるが、総じて不漁の状況」としている。 滋賀県水産試験場は1月から8月にかけて、毎月中旬に1回[....]
佐渡島周辺で夏に水揚げされるスルメイカの味と魅力をPRする食のイベント「姫津いかイカまつり」(JF姫津漁協〈水野信明組合長〉主催、姫津漁業集落共催)がこのほど、姫津漁港周辺で開かれた。新型コロナウイ[....]
2023年の富山県産ホタルイカ漁が記録的な不漁で終了した。ホタルイカ定置漁が始まった3月から6月末までの水揚量はわずか418トン(前年比80%減)となり、過去10年平均(1467トン)の72%減、1[....]
生鮮スルメイカは、端境期である5月から石川・金沢、福井・越前を中心に、北は秋田、山形まで水揚げがあり、6月からは青森、北海道も漁が解禁した。ここ数年で記録的な不漁が続いているが今年はさらに少なく、高[....]
水産庁は22日、アカガレイ日本海系群、ベニズワイガニ日本海系群、イカナゴ瀬戸内海東部系群の漁獲可能量(TAC)管理に向けた論点整理のため、漁業関係者から意見を聞く資源管理手法検討部会を都内で開いた。[....]
国産の量販店・スーパーや鮮魚専門店、外食産業などに対して、盛漁期には安定した価格で供給が期待できる刺身商材がカツオだ。特に、近海で竿釣り船やまき網船で漁獲される生ガツオは、商材が通年固定化しつつある[....]
水産研究・教育機構は21日、資源量が多いと推定されるマサバ太平洋系群の不漁要因について見解を示し、秋からの南下時期に海洋環境が変化し、分布海域に変化が生じたことを挙げた。具体的には三陸沖へ張り出すは[....]
不漁が続くサンマの水揚げ回復に見通しが立っていない。漁を行う日本や中国などが開いた会合では、漁獲枠を減らすことで一致したが、枠の上限が実際の漁獲量を上回っており、水産関係者から効果を疑問視する声も上[....]
水産研究・教育機構は7日、農林水産省で不漁に苦しむサンマの不漁原因の究明で得られた成果を報告する記者説明会を開いた。1950年の棒受網漁業本格化以降、2022年まで、最低実績を4年連続更新している理[....]
北海道の好転とは裏腹に、本州方面の秋サケ漁は前年に次ぐ記録的大不漁で終了したが、主力の東北3県の旬別推移を別表にまとめた。3県の沿岸漁獲量は合計33万4000尾、重量換算901トンで、尾数では前年を[....]
北部太平洋のサバ水揚量が不漁だった昨季以上に落ち込んでおり、壊滅的な状況にある。2022年12月?23年1月の2か月間で、主要漁港の石巻と銚子を合わせても2万トンに届かないうえ、組成も200グラムを[....]
ロシア極東のサケ・マス漁は終盤のマスが伸び悩み、9月5日現在の漁獲量は全体で前年同期の半分以下、前回のマス不漁年の2020年同期と比較しても1割近くダウンしている。 「ロシア極東サケ・マス漁獲予想と[....]
アラスカのサケ・マス漁は、現地27日までに全魚種の合計で1億5000万尾を超えて、米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)が当初予想した漁獲量まであと1000万尾と迫った。マス豊漁年の前年同期比では25[....]
アラスカのサケ・マス漁は、8月20日までに1億4600万尾を超えたが、不漁年のマスが前年の半分まで低下していることから、全体では前年同期の8割方まで減少した。 「アラスカ州サケ・マス漁獲推移(8月2[....]
日本最大の生鮮カツオ産地、宮城・気仙沼港で異例の不漁が続いている。シーズン真っ盛りの7月に入り、漁場が宮城沖まで北上しても遠方なうえ群れが薄く、「魚がほとんどいない」(漁業者)状態が続き、水揚げがま[....]